みなさまのおかげをもちまして来月無事(?)に2周年を迎えさせて頂きます。
この場をお借りし厚く御礼申し上げます。

さて、全然2周年を狙って作ってきた訳ではないのですが、たまたまこの時期に完成しそうなオリ
ジナル時計をご紹介させて頂きます。
構想2年、試作品開発半年と言う時を経てついに完成(?)しました。
アンティークファンのみなさまからおしかりを受けそうなモデルですが、アンティーク時計は興味は
あるが壊れそうだし夏場とか使えないし・・・、そんな方にはピッタリかもです(汗)。

なんと入っている機械はマーベルなんです。
マーベル好きな店主が自分に似合う時計をコンセプト(笑)に開発させて頂きました。
世の中にありそうでない、そんな時計に仕上がったのではと思います。

文字盤はクッションケースをモチーフにデザインしギョーシェ風に仕上げました。
さらにクォーターに広がる細かなラインが気品とエレガントさを引き出しています。
インデックスはレトロモダンな植字をチョイス。
さらに、ギョーシェなのに文字盤屋さんに最初「出来ない」と言わせたRを持たせました。
10時方向の2つのホールには、マーベル全盛期に刻々と変わっていく耐震装置とテンプを眺め
られます。もちろん裏蓋はシースルーでマーベル19石、21石のみで採用された赤機械(銅メッキ)
を心行くまで眺めてください。
シースルーの長短針は視認性を維持しながら文字盤デザインを邪魔しません。さらには文字盤に
合わせ手作業でRを付けています。
36.5mmのクッションケースが大きすぎず小さすぎずの日本人にベストサイズ。女性にも良いかもです。
鏡面仕上げ後、ステンレスの光を抑えるホーニング処理でどこにも無い逸品の完成です。
そうそう、リューズはロードマーベルをモチーフに作って頂きました。

ガラスは贅沢にサファイヤクリスタル、ケースは削り出しの日本製です(2011年10月21日追記)。

中に入れる機械はマーベル19石、21石を基本としますが、ローレルやロードマーベルの初期機械
もご要望によりお入れすることもできます。
数量世界限定50個、近日予約販売開始予定です(汗)。
早いもん勝ちです(笑)。

ちなみに意匠登録申請中です。
写真は試作品です。